概要
OSEK は、ドイツ語で
" Offene Systeme und deren schnittstellen fur die Elektronik im K raftfahrzeug"
という意味の頭文字をとったものであり、 VDX は" Vehicle Distributed eX ecutive"の略です。現在、OSEK/VDX は自動車業界で幅広く採用されており、OSEK/VDX仕様に準拠した製品が多く販売 されています
OSEK / VDXとは …
- 車両内でネットワーク接続されるECU(電子制御ユニット)のプログラムインタフェースを標準化するプロジェクトです。
- ドイツとフランスの自動車業界の主要企業が中心になって設立しました。
- 車内ネットワーク対応を重視し、次の3つの仕様を公開しています。
- リアルタイムOS仕様 : OSEK OS(Operating System)
- ECU内/ECU間の通信仕様 : OSEK COM(Communication)
- ネットワーク管理仕様 : OSEK NM(Network Management)
仕様の詳細内容は、OSEK/VDXの 正式サイトをご参照ください。
これらの仕様に準じ、各社がOSEK/VDX仕様OS・COM・NMを開発しています。
OSEK / VDXのソフト構成
- OSEK OS
- マルチタスク、リアルタイム動作(自動車用に特化)
- 複数のコンフォーマンスクラス(BCC1,BCC2,ECC1,ECC2)
- 2つのタスクモデル(基本/拡張タスク)
-
3つのスケジューリング機能
(Non-preemptive/preemptive/Mix-preemptive) - OSEK COM
- ECU内の通信、ネットワークを介したECU間の通信
- 複数のコンフォーマンスクラス(CCC0,CCC1,CCC2,CCC3)
- 通信インタフェースの共通化(ECU内、ECU間)
- 3種類の転送方式(直接/周期/混合送信)
- デッドラインモニタ
- 通知機能(Taskへのメッセージ送受信通知)
- OSEK NM
- ネットワークに接続した各ECU動作状態のモニタリング
- ノード動作状態モニタ、動作確認
- バス・スリープモードへの移行
| OSEK: | "Offene Systeme und deren Schnittstellen fur die Elektronik im K raftfahrzeug" |
| "Open systems and corresponding interfaces for automotive electronics" | |
| VDX : | "Vehicle Distributed eX ecutive" |
OSEK / VDX プロジェクト
(1)経緯
- 1993/5 ドイツOSEK発足(Mercedes Benz,Bosch社主導)
- 1994 フランス自動車産業プロジェクトVDXと合体 (OSEK/VDX)
- 1995/10 OSEK/VDX Operating System 仕様書 ver 1.0 リリース
- 1997/10 OSEK/VDX Operating System 仕様書 ver 2.0 リリース
- 1997/12 OIL(OSEK Implementation Language) ver 2.0 リリース
- 1998/5 OSEK/VDX Network Management 仕様書 ver 2.50リリース
- 1998/6 OSEK/VDX Communication 仕様書 ver. 2.1リリース
(2)プロジェクト構成
- OSEK運営委員会(Steering Committee):運営方針決定
- OSEK技術委員会(Technical Committee):技術的な検討
- 分科会(Working Gr):OSEK OS分科会, OSEK通信分科会, OSEK NM分科会, 認証分科会
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