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リアルタイムOSとは

リアルタイムOSとは、様々なマイコン応用機器に組み込まれ、その根幹の制御を行なう基本ソフトウェアです。


上記以外にも、リアルタイムOSは様々なマイコン応用機器に組み込まれ、その中核の制御を行なっています。

パソコンワークステーション用OSとの違い

リアルタイムOSの多くは、手軽に携帯できる小規模な機器に組み込まれるため、できるだけ小さくなければなりません。また、外部からの割込みに対し、高速に応答することが要求されます。パソコン/ワークステーション用OSとリアルタイムOSとの分類と主な相違点を下表にまとめます。


リアルタイムOSと汎用OSの違い
OSの種別 スケジューリング方式 タスク切り替え時間の考え方 サイズ 用途
リアルタイムOS 一般的に事象駆動方式 最悪値が予測可能である 限定なし
汎用OS 一般的に時分割方式 処理状況により変化 PCおよびWorkstation

リアルタイムOSの役割とメリット

リアルタイムOSには、一般に下記1~3に示すような役割と、それによるメリットがあります。

  1. マルチタスク制御により、アプリケーション全体の処理効率を良くします
    (1) 優先度に基づくタスクスケジューリング
    (2) 外部割込みに対する高速応答および割込みに基づくスケジューリングの変更(プリエンプション)
    (3) 時間管理

    メリット → CPUパワーを有効に引き出せます。
  2. プログラム構造を簡潔にできます
    (1) 機能のタスク分割により、モジュール間の依存度を弱められる
    (2) ハードウェア依存部の局所化がしやすい
    (3) 処理方式の統一化が図られる

    メリット  → ソフトウェア資産の流用、モデルチェンジがしやすくなります。
  3. 豊富なソフトウェア部品を活用できます
    (1) ドライバ、ライブラリ
    (2) 各種ミドルウェア (市販、フリー)
    (3) サンプルプログラム

    メリット → ソフトウェアの開発工数を減らせます。

上記のような役割とメリットにより、組込み機器の分野において、今やリアルタイムOSは必要不可欠なソフトウェアとなっています。
ルネサスエレクトロニクスでは、μITRON仕様準拠OSとOSEK/VDX仕様準拠OSをサポートしています。

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