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High-performance Embedded Workshop→CubeSuite+ 移行ガイド

はじめに

このページでは、従来統合環境「High-performance Embedded Workshop」と新統合開発環境「CubeSuite+」の違いや、移行する際のガイドをご紹介しています。 CubeSuite+は、All in oneパッケージや、GUI操作の簡単化や右クリックメニューの充実を図り、統合開発環境としての使いやすさにこだわっていますが、ユーザにとっては従来環境との操作感覚の違い、使っていた機能がどこにあるかわからないなど、不便に感じることがあります。
このような不便をなるべく払拭していただくため、本ページをご活用いただければと思います。

 

導入時の違い

All in One

High-performance Embedded Workshop と CubeSuite+はパッケージングが異なりますので、導入時にインストールする ソフトウェアも異なります。High-performance Embedded Workshopでは使用するマイコンごとにコンパイラや、デバッガ ソフトウェアを個別にインストールする必要がありました。
しかし、CubeSuite+では All in Oneパッケージになっていますので、Webサイトからのダウンロードも含めて、インストールは一度で済むようになっています。(ダウンロードページはこちら
ただし、CubeSuite+では、Microsoft社のツールを使用しているため、別途インス トールが必要なソフトウェアがあります。動作環境エミュレータサポート状況も含め、 詳しくはCubeSuite+の関連情報をご参照ください。

 

機能・操作の違い

統合開発環境でよく使われる機能や操作で、High-performance Embedded WorkshopとCubeSuite+(表中ではQS+と略します)の違いを下表に示します。

機能・設定 概要 High-
Performance
Embedded
Workshop
CubeSuite+ 補足や、CubeSuite+での操作
プロジェクト管理ファイルや設定等の一括管理High-Performance Embedded Workshopでのワークスペース->プロジェクトに対して、QS+ではプロジェクト->サブプロジェクト
マイコンの変更プロジェクト作成後のマイコン変更QS+ではプロジェクト流用作成で、登録ファイルやビルドオプションを保持してマイコン変更が可能。
ラピットビルドビルドの高速化×QS+ではファイル保存時にバックグランドで自動コンパイルすることでビルド高速化を実現
ビルドカスタマイズビルド時のメイク規則の設定×QS+ではビルド、コンパイル、アセンブルなどの前後にコマンドの指定のみ可能。
コールツリー関数のコールツリー表示High-Performance Embedded Workshopでも表示は可能。QS+では加えて参照回数、呼び出し回数も表示可能。ツールバーのボタン(コールツリー)をクリック
関数の表形式表示関数アドレス、参照等を一覧表示×表示した内容はCSV形式等で保存可能。関数の一覧表示はツールバーのボタン(関数一覧)をクリック
変数の表形式表示変数アドレス、属性等を一覧表示×表示した内容はCSV形式等で保存可能。変数の一覧表示はツールバーのボタン(変数一覧)をクリック
イベント詳細設定デバッグ時のイベント設定High-Performance Embedded Workshopでは直アドレスや一致条件など、詳細な設定が可能。QS+では変数単位に簡易な一致条件のみ
イベント条件追従ソース変更後のイベント条件追従High-Performance Embedded Workshopではソース変更時に変数のアドレスが変わると追従しない場合があるが、QS+では追従可能
デバッグセッションエミュレータやダウンロード設定の複数管理QS+では、セッションの概念はなく、デバッグ・ツール1つに対して1つの設定が可能。ダウンロードファイルは複数設定可能。デバッグツールプロパティで設定。
アクションイベント特定箇所実行時の値・コメント表示High-Performance Embedded Workshopでは同等機能をprintfで可能だが、QS+では出力コードに影響がなく変数値やコメント出力が可能。 挿入したい行で右クリックしてアクションイベントボタン
各種設定ビルドオプション、デバッグの設定QS+では、プロパティで設定。例えばビルドオプションは、ビルドツールボタンをWクリックしてプロパティを表示して設定
パック機能使用ツールの保存、復元×ファイルに限らず、使用ツールを一括保存可能。メニュー「プロジェクト」から「・・パックして保存」を選択。
アップデート機能バージョンの自動アップデートQS+でのアップデートの管理は、Windowsスタートメニューからアップデートマネージャー起動して実施
テスト支援機能プログラム実行結果の自動比較×
マクロ生成支援機能GUI操作を記憶し、自動実行×
コマンドラインコマンドでIDE操作を行う機能High-Performance Embedded WorkshopでのTCL/TKは、QS+では未サポート。QS+ではPythonをサポート。メニュー「表示」→「Python」クリック
O:サポート、もしくは同等機能をサポート、△:サポートしているが相対的に劣る、×:未サポート

 

移行方法

High-performance Embedded Workshopのワークスペース・ファイル(*.hws)、およびプロジェクト・ファイル(*.hwp)は、同じマイコンを使用する場合、CubeSuite+で読み込むことができます。ただし、High-performance Embedded Workshopでのプロジェクト単位となるワークスペース/プロジェクトは、CubeSuite+ではプロジェクト/サブプロジェクトとして扱われます。プロジェクト読み込み後は、その違いに合わせて規則的な変換が行われます。この変換内容については、CubeSuite+のヘルプをご参照ください。

RXファミリ使用時の移行ガイド: ビルド編_エミュレータ編

 

関連情報

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デバイス・ファイル、パラメータ・ファイル、フラッシュ・セルフ・プログラミング・ライブラリ、EEPROMエミュレーション・ライブラリ等のダウンロードはこちら。

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