アイシン精機では、ボディ系の制御マイコンとしてM16C/TinyシリーズやH8/Tinyシリーズといったルネサスマイコンを幅広く採用してきた。「現在、ボディ系のほぼすべての製品にルネサスのマイコンを採用しています」(同氏)。 同社では、10年以上前から日立製作所と三菱電機のマイコンを採用してきた。「両社が統合して、R8C/Tinyシリーズなどのように両者の強みを生かしたマイコンが新たに開発、製品化されました。これがユーザーであるわれわれの競争力アップにもつながっています」(同氏)。 | | M16C/TinyシリーズやH8/Tinyシリーズについては、フラッシュメモリ内蔵や、耐ノイズ性の高さ、消費電力の低さ、開発環境が整っている点が採用理由となっている。特にフラッシュメモリ内蔵への期待は高い。「ボディ系は仕様がなかなか定まらず、製造ラインでもプログラムが書き込めるフラッシュマイコンは魅力的です。あと数年でフラッシュマイコンの使用が大半となるのではないでしょうか。その意味でも、ルネサスのフラッシュメモリに対する高い技術や豊富なノウハウを信頼しています」(同氏)。 今後は、制御が集中と分散へ移行することへ配慮し、高機能なECUにはM16C/Tinyシリーズを、また手足となる分散先のマイコンにはR8C/Tinyシリーズを組み合わせていくという。 |