CS+ for CA,CX

V4.08.00 (2023/1/20) → V4.08.00 (2023/7/20) の変更点 (2023/7/20)

1. CS+ for CA,CX(78K、RL78、V850 用)V4.08.00 のコンポーネントを更新しました。
1.1 アップデート・マネージャの改修
    以下の問題を改修しました。
    [改修内容]
    アップデートのインストール実行中に、
    アップデート完了ページが表示されることなくCS+アップデート・マネージャが異常終了する事象を改修いたしました。

1.2 デバイス情報の修正
    以下のデバイス情報を修正しました。
    - RL78/FGIC グループ

V4.07.00 → V4.08.00の変更点 (2023/1/20)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能追加
1.1 CS+関連情報を入手しやすくするためWebサイトを開くメニューを追加
    [ヘルプ]メニューに以下のメニューを追加しました。
    - 統合開発環境CS+ Webを開く
    - Renesas Engineering Communityサイトを開く
    - FAQサイトを開く

2. デバッグ・ツールの機能改善  
2.1 ウォッチ パネルの改善
    - 16進数値を併記した場合に2度アクセスしていたため2つの値が異なる場合がありましたが、1度のアクセスで2つの値が同じ値になるようにしました。
    - 配列とポインタの組み合わせた変数の展開において優先順位を考慮するように改善しました。

V4.06.00 → V4.07.00の変更点 (2022/1/20)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能改善
1.1 特定の環境下において、メイン・ウインドウのパネル表示エリアの右端に表示されるボタンの背景が見づらくなる現象を改善しました。

V4.05.00 → V4.06.00の変更点 (2021/7/20)

1. Jenkinsを使ってCS+を起動するとエラーがでる現象の改善
1.1 Jenkinsを使ってCS+を起動するとエラーがでる現象を改善しました。

V4.04.00 → V4.05.00の変更点 (2021/1/20)

1. 新しいRL78 マイコンのサポート
1.1 新しいRL78 マイコンをサポートしました。

V4.03.00 → V4.04.00の変更点 (2020/1/20)

1. サポートWindowsの変更
1.1	本バージョンより、Windows 7のサポートを終了しました。

V4.02.00 → V4.03.00の変更点 (2019/7/22)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能追加
1.1 Microsoft 社製 Microsoft Visual C++のランタイムライブラリの変更
    動作環境のMicrosoft Visual C++ランタイム・ライブラリを変更しました。
    (変更前)Microsoft Visual C++ 2010 SP1 ランタイム・ライブラリ
    (変更後)Microsoft Visual C++ 2015 Update 3 ランタイム・ライブラリ

1.2 オフラインヘルプのコンテンツが表示されない動作の改善
    オフラインヘルプのコンテンツが表示されない注意事項について、
    Microsoft Corporation より事象を改善するための更新プログラムがリリースされました。

2. デバッグ・ツールの機能改善
2.1 メモリ・データ保存の動作改善【V850】【全デバッグ・ツール】
    [データ保存]ダイアログボックスで[メモリ]パネルの表示内容を保存する際に、
    最終アドレス付近を指定するとデータ保存ができない場合がありましたが、データ保存できるように改善しました。

V4.01.00 → V4.02.00の変更点 (2018/7/20)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能追加
1.1 Microsoft 社製 Microsoft Visual C++ 2015のランタイムライブラリの追加
    Microsoft 社製 Microsoft Visual C++ 2015 のランタイムライブラリを追加しました。

1.2 バージョン情報ダイアログの製品ライセンスの表示変更
    バージョン情報ダイアログの製品ライセンス・エリアに表示する登録済みライセンス名称を変更しました。

V4.00.01 → V4.01.00の変更点 (2018/1/22)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能追加
1.1 マイクロソフト株式会社.NET Frameworkのバージョンチェック機能の追加
    本バージョンで、マイクロソフト株式会社製の.NET Frameworkのバージョンを確認し、
    4.5.2未満の場合にE0200010メッセージを出力して終了するようにしました。

2. デバッグ・ツールの機能改善  
2.1 デバッグ情報解析処理の改善  
    ダウンロード時やウォッチパネルでのシンボル表示時に行う、デバッグ情報の解析処理を改善しました。

V4.00.00 → V4.00.01の変更点 (2017/7/20)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能改善
1.1 サポートWindows の削除
    本バージョンより、Windows Vista のサポートを削除しました。
1.2 プラグインの読み込みデフォルト設定の変更
    プラグイン管理ダイアログ中の追加機能のプラグインをデフォルトで読み込む設定にしました。
    CS+を初めてインストールして、初めて起動する際に、このデフォルト設定の内容で、動作します。

2. デバッグ・ツールの機能改善  
2.1 トレースパネルにアクセスデータのアドレスとデータが表示されない注意事項の解除【V850】【IECUBE】  
    トレースパネルにアクセスデータのアドレスとデータが表示されない注意事項を解除しました。
2.2 トレースパネルにDMAが表示されない注意事項の解除【V850】【RL78】【78K0R】【IECUBE】【IE850】
    トレースパネルにDMAが表示されない注意事項を解除しました。
2.3 RL78ファミリでの中速オンチップ・オシレータ使用時のオンチップデバッギングエミュレータ使用に関する注意事項の解除
   【RL78】【E1, E2 Lite, E20】  
    次の注意事項を解除しました。 
    CPUクロックが高速システム・クロック、低速オンチップ・オシレータ、サブシステム・クロックのいずれかで動作中に、
    以下の条件をすべて満たした状態でプログラムを停止した場合、エミュレータとマイコン間に通信エラーが発生し、
    デバッグ・ツールが正常に動作しなくなります。 
    ・条件1:メイン・オンチップ・オシレータ・クロックに中速オンチップ・オシレータ・クロックを選択している。 
                (マイコンのシステム・クロック制御レジスタ (CKC) のbit0 (MCM1) を"1"に設定) 
    ・条件2:中速オンチップ・オシレータ・クロックを停止している。
                (マイコンのクロック動作ステータス制御レジスタ(CSC)のbit1 (MIOEN) を"0"に設定)

V3.03.00 → V4.00.00の変更点 (2017/1/20)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能改善
1.1 サポートエミュレータの追加
    本バージョンより、E2 エミュレータ Lite をサポートしました。
    サポートするデバイスは、E2 エミュレータ Liteのページでご確認ください。

2.ビルド・ツールの機能改善
2.1 注意事項の解除
    次の注意事項を解除しました。
    - V850コンパイラ(CA850)のプログラマブルI/O領域開始アドレスを設定するプロパティに関する注意事項
      [プログラマブル I/O 領域開始アドレス]プロパティにアドレスを設定している場合、本バージョンの CS+で開くと空欄になりますので、
      新たに指定し直してください。本プロパティを使用していない場合は、設定し直す必要はありません。空欄のままでご使用ください。

3.デバッグ・ツールの機能改善
3.1 注意事項の解除
    次の注意事項を解除しました。
    - RL78/G12グループ用 IECUBEのP125/KR1/SI01/RESET端子、P11/ANI17/SI00/RxD0/SDA00端子に関する注意事項
      (1) P125/KR1/SI01/RESET 端子
          P125/KR1/SI01/RESET 機能として使用した場合、常に内蔵プルアップ抵抗が無効になります。
      (2) P11/ANI17/SI00/RxD0/SDA00 端子
          P11/SI00/RxD0/SDA00 機能として使用できません。

V3.02.00 → V3.03.00の変更点 (2016/10/5)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能改善
1.1 動作環境の変更
    Windows10のシステム要件が変更になったため、本バージョンより、CS+の動作環境のホストマシンの
    メイン・メモリを次のように変更しました。
    (変更前)1Gバイト以上(64ビット版のWindowsは2Gバイト以上)、推奨2Gバイト以上
    (変更後)1Gバイト以上(Windows 10、および64ビット版のWindowsは2Gバイト以上)、推奨2Gバイト以上

1.2 サポートInternet Explorer変更
    本バージョンより、サポートするInternet Explorer を次のように変更しました。
    (変更前)Internet Explorer 7以上
    (変更後)Internet Explorer 9以上

2.ビルド・ツールの機能改善
2.1 CA78K0R ビルド・ツールのビルドモード複製時にプロパティ設定が初期値になる注意事項の解除
    次の注意事項を解除しました。
    - CA78K0R ビルドツールを使用するプロジェクトにおいて、ビルドモードを複製した時、次の設定が複製元となるビルドモードから
      コピーされず初期値になります。(R20TS0023JJ0100)
      - [オブジェクト・コンバート・オプション]タブの[CRC 演算]カテゴリ内の設定
      - [ROM 化プロセス・オプション]タブの[1 ページ行数]の設定

3.デバッグ・ツールの機能改善
3.1 RL78 ファミリでのサブシステムクロック動作時のオンチップデバッギングエミュレータ使用に関する注意事項の解除【RL78】
    次の注意事項を解除しました。
    - デバッグ・ツールのプロパティパネルの[接続用設定]タブで、[クロック]→[モニタ・クロック]を“システム”に設定し、
      サブシステム・クロック動作中にプログラムを停止した場合、エミュレータとマイコン間に通信エラーが発生し、デバッグ・ツールが
      正常に動作しなくなります。

3.2 バイナリ・ファイルのアップロード機能を拡張【78K0】
    78K0 マイコン使用時に、アップロード可能なバイナリ・ファイルの容量を拡張しました。
    - 拡張前:最大 2K バイト
    - 拡張後:サイズ制限なし

V3.01.00 → V3.02.00の変更点 (2016/4/20)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能改善
1.1 サポートWindowsの変更
    本バージョンより、Windows 8のサポートを終了しました。
    引き続きCS+をご使用いただく場合には、Windows 8 からWindows 8.1への移行をご検討ください。

1.2 .NET Frameworkのバージョン変更
    CS+の動作環境であるMicrosoft社製の.NET Frameworkのバージョンを変更しました。
    (変更前)Microsoft .NET Framework 4
    (変更後)Microsoft .NET Framework 4.5.2

2. デバッグ・ツールの機能改善
2.1 逆アセンブルパネルの内容を印刷する場合の注意事項の解除
    以下の注意事項を解除しました。
    - 逆アセンブルパネルの内容を印刷した場合、1ページ目の最後の一行が印刷されない場合があります。

V3.00.01 → V3.01.00の変更点 (2015/10/20)

1. デバッグ・ツールの機能改善
    デバッグ・ツールの起動時間を短縮しました。
    【対象】MINICUBE, E1/E20(JTAG), E1/E20(LPD), V850E2M/V850E2S

V3.00.00 → V3.00.01の変更点 (2015/4/20)

1. デバッグ・ツールの機能改善
    IECUBEで以下のデバイスが使用可能になりました。
    - RL78/D1Aグループ
      [ターゲットデバイス] 
      R5F10DPL, R5F10DPK, R5F10DSL, R5F10DSK, R5F10DSJ

V2.02.01 → V3.00.00の変更点 (2014/10/1)

1. CS+ for CA,CXの全体の機能改善
1.1 名称の変更
    本バージョンより、CubeSuite+をCS+に変更しました。

1.2 起動メニューの分割
    本バージョンより、Windowsのスタートメニューからの起動を2つに分割しました。
    - CS+ for CC (RX, RH850) 
    - CS+ for CA,CX (78K,RL78,V850) 
    使用するコンパイラにより、上記の起動メニューを使い分けてください。
    
 
ファミリ コンパイラ Windowsのスタートメニュー
RX CC-RX CS+ for CC (RX, RH850)
RH850 CC-RH CS+ for CC (RX, RH850)
78K 78K0R CA78K0R CS+ for CA,CX (78K,RL78,V850)
78K0 CA78K0 CS+ for CA,CX (78K,RL78,V850)
RL78 CA78K0R CS+ for CA,CX (78K,RL78,V850)
V850 V850E CA850 CS+ for CA,CX (78K,RL78,V850)
V850E2 CX CS+ for CA,CX (78K,RL78,V850)
 
 
    なお、プロジェクト・ファイルをダブルクリックして起動した場合は、プロジェクト種別に応じたCS+を起動します。

1.3 分割パネルエリアの機能追加
    本バージョンより、分割パネルエリアのフォーカスのあるタブの強調表示機能を追加しました。

1.4 オプションダイアログ機能の改善
    本バージョンより、「ビルド/デバッグ」を「ビルド」と「デバッグ」に分離しました。

1.5 外部ツール起動機能の改善
    本バージョンより、外部ツールの起動オプションで指定できるプレースホルダを追加しました。 
 
プレースホルダ名 説明
ActiveProjectDir アクティブ・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。
ActiveProjectName アクティブ・プロジェクト名に置換します。
FileDir 現在、プロジェクト・ツリー パネルで選択しているファイルが存在するフォルダの絶対パスに置換します。
MainProjectDir メイン・プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。
MainProjectName メイン・プロジェクト名に置換します。
MicomToolPath 本製品のインストール・フォルダの絶対パスに置換します。
ProjectDir プロジェクト・フォルダの絶対パスに置換します。
ProjectName プロジェクト名に置換します。
TempDir テンポラリ・フォルダの絶対パスに置換します。
WinDir Windowsシステム・フォルダの絶対パスに置換します。
 

1.6 起動時間高速化ユーティリティの削除
    起動を高速化する 起動時間高速化ユーティリティを削除しました。
    起動を高速化する際には、ラピッド・スタート機能を使用してください。

2. デバッグ・ツールの機能改善
2.1 アクション・イベントの機能改善
    本バージョンより、出力文字列を指定していれば、変数式の指定を省略可能としました。 
    これにより、指定した行を実行した際に、変数の値を表示させずに、出力指定した出力文字列を出力することが可能になります。

2.2 フラッシュROM消去機能の改善 (対象:RL78ファミリ, E1エミュレータ)
    デバッガを使用したフラッシュROMの消去を改善しました。 
    対象のメモリ領域は、コード・フラッシュ・メモリとデータ・フラッシュ・メモリです。

3. デバッグ・ツールの注意事項の改修 (対象:RL78ファミリ, E1エミュレータ)
    以下の注意事項を改修しました。
    - データ・フラッシュ・メモリ書き換えに関する制限事項

4. Pythonコンソールの機能改善
4.1 Python関数の追加
    以下のPython関数を追加しました。
 
関数名 機能概要
common.PythonInitialize Python を初期化します。
debugger.ActionEvent.Delete アクション・イベントを削除します。
debugger.ActionEvent.Disable アクション・イベントの設定を無効にします。
debugger.ActionEvent.Enable アクション・イベントの設定を有効にします。
debugger.ActionEvent.Get アクション・イベントの結果を参照します。
debugger.ActionEvent.Information アクション・イベント情報を表示します。
debugger.ActionEvent.Set アクション・イベントを設定します。
debugger.GetIORList IORレジスタ、SFR の一覧を表示します。
 

4.2 Pythonクラスの追加
    以下のPythonクラスを追加しました。
 
クラス名 機能概要
ActionEventCondition アクション・イベントの条件を作成します。
ActionEventInfo アクション・イベント情報を保持します。
ActionInfo アクション・イベントの結果情報を保持します。
IORInfo IOR レジスタ、SFR の情報を保持します。
 
          
4.3 Pythonプロパティの追加
    以下のPythonプロパティを追加しました。
 
プロパティ名 機能概要
common.ExecutePath 実行しているCS+ のexe ファイルのフォルダの絶対パスを参照します。
build.Compile.Macro アクティブ・プロジェクトのコンパイル・オプションである、定義マクロの設定/参照を行います。
build.Version コンパイラ・パッケージのバージョンを参照します。
debugger.ActionEvent.GetLine アクション・イベント結果を保持する数を設定/参照します。
debugger.Option.AccessStopExecution デバッグ・ツールのオプションを設定/参照します。
debugger.Option.AfterTraceMemoryFull デバッグ・ツールのオプションを設定/参照します。
 

V2.02.01以前の変更点

V2.02.01以前の変更点については、以下をご参照ください。
https://www.renesas.com/cs+/jpn/CubeSuitePlus.html