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マイコンカーラリーの歴史


■マイコンカーラリーのはじまり

マイコンカーラリーは、マイコンによって制御される完全自走式マイコンカーの走行スピードを競う競技で、ライントレース型ロボット競技に分類されます。
その出発点は、1994年、当時の日立製作所の営業マンがH8マイコンを札幌の高校の授業に使ってもらいたいという活動に端を発します。 この活動と、学校の授業にマイコンを使った制御技術を取り入れたいという札幌の工業高校の先生方の方向性が一致し、 1995年、札幌の工業高校の授業にH8マイコンを使った制御技術が誕生しました。当時は市販のラジコンカーにH8マイコンを搭載した単純な作りのマイコンカーでしたが、 授業だけではなく、作り上げた成果=マイコンカーを発表する場を設けたいという動きが自然発生し、 1996年1月13日、第1回マイコンカーラリー競技大会が北海道の札幌国際情報高等学校で開催されました。
この第1回大会と翌年の第2回大会は北海道地区のみの参加でしたが、この間、全国各地でのマイコンカーラリー講習会を開催した成果もあり、 1998年の第3回大会からは全国規模での参加となり、大会名称もジャパンマイコンカーラリー全国大会となりました。 現在では日本全国を12の地区に分けて地区事務局を設置し、ここで地区大会を開催し、 選抜された者が全国大会に出場し日本一を競うという形になっており、毎年参加学校数約300校、参加生徒数約2500人という、 日本で一番大きな高校生のロボット競技大会に発展しています。
また、海を越えてベトナムや中国でもマイコンカーラリー大会が開催されるまでになりました。


■マイコンカーラリーの沿革


事 項
ジャパンマイコンカーラリー ルネサスマイコンカーラリー
1995 ・北海道の工業高校教諭らが
「マイコンカーラリー実行委員会」を設立

1996 ・マイコンカーラリー’96 北海道大会(第1回大会)
(協賛:日立製作所)

1997 ・マイコンカーラリー’97 北海道大会(第2回大会)
(協賛:日立製作所)
第1回大会の約2倍の参加台数を記録

1998 ・全国規模の大会となり、「ジャパンマイコンカーラリー」
へと大会名称を変更

2001 ・小中学生向けに、ミニマイコンカーキットの開発
2002 ・ミニマイコンカー製作講習会向けにキットの提供開始
(当時、約20会場で開催)

2003 ・文部科学大臣奨励賞が制定
2004 ・ジャパンマイコンカーラリー2004大会(第9回大会)
協賛は、日立製作所からルネサステクノロジへと
引き継がれる

2005 ・10周年記念大会開催
(会場:NTT北海道セミナーセンター)
・文部科学大臣賞が制定
・中国RENESASフォーラムにマイコンカーを出展
・ベトナムの2大学でマイコンカーデモを開催
2006
・ホーチミン自然科学大学でマイコンカーラリー大会を開催
・AES2006(第二回中国国際オートモーティブ製品/技術展覧会及び自動車+ITサミット)にマイコンカーを出展
2007 ・ジャパンマイコンカーラリー2007大会(第12回大会)
「車線変更」という新コースを導入
・2007中国マイコンカーラリー大会開催
(主催:中国政府教育部 協賛:ルネサステクノロジ)
2008 「実践作りながら学ぶマイコンカーラリー 」
(島津著)を出版

2009 社団法人 全国工業高等学校長協会の創立90周年記念式典において、ルネサスグループの長年に亘る支援が、工業教育の普及・振興に大きく貢献したとして感謝状を授与されました
・ルネサスマイコンカーラリー競技大会(第1回大会)
(主催:ルネサステクノロジ 会場:秋葉原UDXビル)
2010
・ルネサスマイコンカーラリー競技大会(第2回大会)
(主催:ルネサスエレクトロニクス
会場:秋葉原UDXビル)
2011 ・ジャパンマイコンカーラリー2011大会(第16回大会)
協賛はルネサステクノロジからルネサスエレクトロニクスへと引き継がれる
・ルネサスマイコンカーラリー競技大会は、
東日本大震災の影響に伴い開催中止


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