
概要
血糖値計は、これまで欧米を中心に普及してきましたが、日本を含むアジア諸国でも食の欧米化による糖尿病患者の増加を予防するため、ニーズが高まってきています。一日に数回測定するため、携帯できるようにセットの小型化、電池の長寿命化が必要です。また、糖尿病患者は視力が低下している場合が多く、大型の液晶パネルで測定値を表示します。測定した血糖値は病院と情報を共有する必要があり、USBあるいはBluetoothでパソコンと通信を行います。
計測の際は、血糖値に応じた微小な電流がテストストリップから出力され、オペアンプで電流から電圧に変換された値を高精度のA/Dコンバータで読み取ります。血糖値を測定するためには、 A/Dコンバータは12ビット以上の分解能が必要になります。また、セットの小型化、電池の長寿命化のため低消費電力対応は必須です。
ルネサスの78K0/LE3、LF3、H8/Super Low Powerマイコンは、血糖値の測定に最適な高精度A/Dコンバータを内蔵しています。またLCD駆動制御回路など血糖値計で必要とされる周辺部品を内蔵する事により、セットのコスト低減を実現し、電池寿命を改善します。
システムブロック図
推奨ルネサスデバイス
| ブロック | 半導体 | 推奨品名 | 特長他 |
|---|---|---|---|
| メイン制御部 | マイコン | 78K0/LE3 | LCD制御内蔵8ビットマイコン |
| 78K0/LF3 | LCD制御内蔵8ビットマイコン多ピン版 | ||
| H8/38086Rグループ | LCDドライバ内蔵、低消費電力、14ビットA/D内蔵 | ||
| EEPROM | R1EX24xxxシリーズ | I2Cバスインタフェース *1 | |
| リセットIC | RNA51Axx/Bxxシリーズ | CMOSリセットIC | |
| 汎用 サージ吸収 回路保護等 | ツェナー ダイオード | HZMxNBシリーズ | 3端子(1素子入り)面付け外形 |
| HZU/HZCシリーズ | 2端子面付け外形 | ||
| NNCDxxDAシリーズ | 高ESDでサージ吸収用に最適 | ||
| RDxxSシリーズ | 2端子面付け外形 | ||
| スイッチング ダイオード | HSM2838C、HSM123 | 3端子(2素子入り)面付け外形 | |
| HSU119, HSC119 | 2端子面付け外形 | ||
| ショットキー ダイオード | HRB0502A | 3端子面付け外形(低VF) | |
| HRC0103C | 2端子面付け外形(低VF、低リーク電流) | ||
| HRV103A、RKR104BKH | 2端子面付け小型外形(Io=1A) | ||
| USBインタフェース | サージ保護用 ツェナー ダイオード | HZL6.2Z4,HZL6.8Z4 | 低容量タイプ1素子入 |
| RKZ6.8Z4KT | 低容量タイプ4素子入 |
*1 I2C : Inter-Integrated Circuit
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